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金融小説名篇集 (バルザック「人間喜劇」セレクション)価格: 3,360円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 バルザックが生きた19世紀前半の時代は、新興革命共和派のブルジョワ勢力と旧弊の国王とカソリック教会に直結した貴族勢力のしのぎを削る、政治・経済の争いであった。その中で、国の財政を援助する見返りに、貴族的権力と血統を入手しようとする、ユダヤ系の金融勢力。興隆と没落のハザマで、人生を翻弄される人間模様は時代を越えて、一つの真実を描き出していて、興味深い。ゾラほどの金融的造詣には欠けるが、登場人物への極めて人間臭い描写は、必見に値する。 |
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再生・再編事例集1 事業再生の決断-再生への道程価格: 2,940円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 事業再生には様々な関係者が、様々な目的を持って、様々な手法で取り組むためなかなか実際のイメージがつかみにくい。そう言う意味ではより多くの事例に触れることが最適なテキストなのかもしれない。本書は様々な立場の実務家から寄せられた事例集となっており当然切り口も違ってくるが、一つ共通しているのは「ヒト」の重要性であると思う。 |
企業再生事例選―プレーヤー別にみる再生の実務価格: 3,885円 レビュー評価:3.0 レビュー数:2 企業事例が部分的な切り取り掲載で、経営全体の問題は識がたかまらない。独自の主張や分析の視点も乏しい。 テクニカルな記述についても物足りない。 再生事例というより、事務処理の一部を説明したという感じ。 |
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倒産体験 (宝島社文庫)価格: 735円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 倒産も勇気がいることを知りました。倒産あとに残るのは、家族の愛なのを知りました。
好景気といわれていく久しいですが、やはりつぶれる会社は、社長が勉強不足であることを知りました。社会を学ぶには、よい本です。 |
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2009年世界バブル大崩壊 落ち目の米国、虚飾の中国に、食いつくされる日本価格: 1,365円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 青柳孝直という人の本は、今回、初めて手にとって読むことになったが、エコノミスト
(経済評論家 economist)の中では珍しく、反米だけでなく、中国・韓国・ロシアも
叩いています。
イラン空爆についてですが、この本を読む限り、米国は属国の1つサウジアラビアに
衛星誘導爆弾(JDAM)900発・計130億円を買わせたり、「ユダヤ資本の砦」イスラ
エルに3兆3300億円の軍事援助を決めた事などから、やはりオバマになっても、イラン
戦争は始まる可能性が高いと思います。アフマディネジャドが「大統領」から「被告」に |
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